第1号級魚雷艇 (日本海軍)
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乙型。昭和16年横浜ヨット工作所鶴見工場で建造され、6隻からなる。イタリアのMASなどとの比較検討の結果から生まれたわが海軍最初の本格的魚雷艇で、艇型は T1。丸型艇体の甲型と異なり、ステップのないV型を採用し、94式航空発動機を魚雷艇用に改造した主機2基を装備した木造の2軸艇である。性能がよく、以後の基本形式になった。開戦直前に全艇が竣工してマーシャル諸島の防備用に配備され、後にうち4隻を日進が搭載してミッドウェー作戦に参加している。
主要目
排水量 | 17トン |
全長 | 18.30m |
幅 | 4.30m |
吃水 | 0.70m |
主機/軸数 | 94式ガソリン機関2基/2軸 |
出力 | 1,800馬力 |
速力 | 39ノット |
兵装 | 7.7mm単装機銃2基、45cm魚雷落射機2基 |
一覧
- 第1~第6号