「海軍機関士副 (日本)」の版間の差分
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2021年2月3日 (水) 10:52時点における版
海軍機関士副(かいぐんきかんしふく Engineer Assistant Officer)は、日本の海軍の階級。ただし厳密には官名としての階級ではなく海軍部内かぎりの呼称。
沿革
- 明治5年8月25日(1872年9月27日)、曹長相当官として海軍機関士副を新設。
- 明治5年10月13日(1872年11月13日)、乗組文官たる機関官の階級を定める。少尉相当の士官たる海軍少機関士を置く。最高官は中佐相当の海軍機関大監。
- 明治7(1874)年5月13日、機関科生徒の長に対し海軍省限り海軍機関士補を命ずるとする。
- 明治9(1876)年8月31日、海軍機関大監の官等を一階進め大佐相当とし、海軍機関中監を置く。少尉補相当の海軍機関士副を置き海軍機関士補を一等下士とする。
- 明治11(1878)年11月20日、機関官準士官とする。
- 明治15(1882)年6月17日、機関官を武官とする。少将相当の海軍機関総監を置く。海軍機関士副を海軍機関士補と改める。準士官たる海軍機関士副を海軍機関工上長と改称。一等下士たる海軍機関士補を海軍機関工長と改称。
- 明治19(1886)年7月12日、機関官を廃し将校相当官機技部を置く。海軍機関総監を海軍機技総監と改称。海軍機関士補を廃止。
- 明治19(1886)年10月2日、海軍少機関士候補生を新設。
- 明治29(1896)年4月1日、機技部を機関官・造船官・造兵官・水路官に分ける。再び海軍機関総監を置く。
- 明治30(1897)年9月16日、海軍中機関士を再設置。
- 明治39(1906)年1月26日、階級呼称を改定。海軍少機関士候補生を海軍機関少尉候補生と改称。
- 大正4(1915)年12月15日、将校相当官機関官を機関将校とする。
- 大正9(1920)年4月1日、将校に機関将校をあわせ、それぞれ将校のうち兵科および機関科とする。
- 大正13(1924)年12月20日、海軍機関中将および海軍機関少将をそれぞれ海軍中将および海軍少将に合す。
- 昭和17(1942)年11月1日、将校の兵科・機関科を合して単一の将校とする。海軍機関少尉候補生を海軍少尉候補生に合す。
- 昭和21(1946)年6月15日、海軍武官分限令などを廃止。ただし未復員者に対しては復員まで効力を有する。
参照
日本海軍の階級 | ||
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海軍機関士副 1872.08.25 - 1876.08.31 |
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海軍機関士副 1876.08.31 - 1882.06.17 |