千代田形級砲艦 (日本海軍, 1863)

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概説

 江戸幕府が開国後に開設した洋式造船所である石川島造船所で建造された砲艦が千代田形丸である。どちらかと言えば習作としての役割が強く、小型の帆機両用砲艦で、15センチ砲を1門と小砲を数門搭載していた。砲艦というより練習艦である。完成した千代田形丸は幕府で運用されていたが、戊辰戦争が勃発し新政府軍が江戸を占領すると榎本に率いられて江戸湾を脱出して函館に向かった。函館を根拠として抵抗を続けていた榎本軍はやがて新政府に降伏、千代田形も捕獲されて新政府軍に編入された。千代田形は日本海軍でももっぱら練習に用いられたのち、明治21年除籍。

主要要目

排水量: 常備 140t
長さ: 垂線間長 29.7m, 水線長 31.3m
全幅: 4.8m
喫水: 2.0m
機関: 1軸レシプロ, 60ihp
速力: 5ノット
兵装: 15cm砲 1門, 小砲 2門
乗員: 35

一覧

計画 艦名 建造所 起工 進水 就役 艦歴 記事
千代田形 Chiyodagata 石川島造船所 1861.05.07 1863.07.02 ? 幕府軍艦 千代田形丸 Chiyodagata-Maru 1869.05.04 捕獲編入
改名 (千代田形 Chiyodagata)
1888.01.28 除籍